上海横断歩道考 ― 2005年06月16日 13:03
私の住んでいるアパートのある団地周辺に、最近、信号機や横断歩道が随分整備された。
しかし、信号が設置されてから安全になったという気が全然しない。
何故だろう、と考えてみた。
中国は、米国などと同じく車は右側通行である。そして、米国と同じく、特に表示がなければ“常時右折可”なのである。
そこまでは別に問題ではないはず。ところが、歩行者優先ではないと言うのが問題なのだ。
横断歩道の信号が青の時と赤の時を比べてみよう。
1.信号が青の時
(1) 歩行者と同じ方向を進む車が左折する。
(2) 歩行者と反対方向に進む車が右折する。
(3) 歩行者の左(または右)から車が右折する。
この3方向に気をつけないと、横断歩道に人が居ようと居まいと車が突進してくる。
2.信号が赤の時
中国人達と同じように、赤でも積極的に横断歩道を渡ったとすると、
(1) 歩行者の右から直進する車。
(2) 歩行者の左から直進する車。
(3) 歩行者と同じ方向(または反対方向)からの車が右折する。
やはり同じく3方向から車が突進してくるのである。
信号が青の時に渡っても、赤の時に渡っても、車は同じように「ブブーッ」と警笛を鳴らしながら突進してくるのである。だったら、「赤の時に渡っても同じだ」と中国人が考えてもあながち間違いではないとも言える。
先日は、カルフールの前で、歩行者がいるから停止していた車の運転手が、カルフールの交通整理のお兄さんに「早く行け!」と大声で怒られていたのを思い出す。彼らにとっては、歩行者が停まって待つのが当たり前なのだ。
しかし、信号が設置されてから安全になったという気が全然しない。
何故だろう、と考えてみた。
中国は、米国などと同じく車は右側通行である。そして、米国と同じく、特に表示がなければ“常時右折可”なのである。
そこまでは別に問題ではないはず。ところが、歩行者優先ではないと言うのが問題なのだ。
横断歩道の信号が青の時と赤の時を比べてみよう。
1.信号が青の時
(1) 歩行者と同じ方向を進む車が左折する。
(2) 歩行者と反対方向に進む車が右折する。
(3) 歩行者の左(または右)から車が右折する。
この3方向に気をつけないと、横断歩道に人が居ようと居まいと車が突進してくる。
2.信号が赤の時
中国人達と同じように、赤でも積極的に横断歩道を渡ったとすると、
(1) 歩行者の右から直進する車。
(2) 歩行者の左から直進する車。
(3) 歩行者と同じ方向(または反対方向)からの車が右折する。
やはり同じく3方向から車が突進してくるのである。
信号が青の時に渡っても、赤の時に渡っても、車は同じように「ブブーッ」と警笛を鳴らしながら突進してくるのである。だったら、「赤の時に渡っても同じだ」と中国人が考えてもあながち間違いではないとも言える。
先日は、カルフールの前で、歩行者がいるから停止していた車の運転手が、カルフールの交通整理のお兄さんに「早く行け!」と大声で怒られていたのを思い出す。彼らにとっては、歩行者が停まって待つのが当たり前なのだ。
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