パジャマでお買い物2005年06月24日 09:07

2週間ほど前、大型スーパー・カルフールで買い物を終え、帰ろうとしていた時、店内で
「アレッ?」
と立ち止まった。
(横を通り過ぎるおじさん、ひょっとしてそれ、パジャマ?)
思わず後ろ姿を見つめてしまった。
ちょっと柄がモダンなので、見過ごすかも知れないが、あれはまさしくパジャマ。
大都会上海にも変わり者がいるんだな、とそのまま自宅アパートに戻った。

翌々日、会社帰りの車から見た大通りの歩道。こちらは40歳くらいの母親と20歳くらいの娘が、やっぱりパジャマ姿で歩いている。

驚いているうちに、友人から、上海市政府が現在、「倣可愛的上海人(素敵な上海人になろう)」という、公衆マナー向上キャンペーンをやっていると教わった。
その中の一つの項目を知って思わず笑った。
「パジャマ姿で外出しない」
と言う項目が入っているのだ。

確かに、暑くなるに従って、パジャマ姿が増えている。彼ら、彼女らにとって、パジャマもお洒落の内なのではないか、と言う気がしなくもない。

なぜなら、昨夜大通りの交差点で見た妙齢のお嬢さんのパジャマも、フリルがついて確かに可愛いし、概して見られて恥ずかしいようなダサいデザインのパジャマを着て歩いているわけではないのも事実なのだ。

上海のみなさん、外でのお洒落はパジャマでなく、普段着や外出着でしましょう。