厳しい残暑2005年09月18日 20:51

我がアパート群の上の中秋の名月

今日は中秋節である。中国では親戚が集まり、満月のように丸く仲良くなるようにと、月餅でお祝いするそうだ。

中秋とは言え、昨日、今日と上海はすごい残暑。昨日は34℃あったと聞いた。

その34℃の猛暑の中、昨日は中国語を覚えるための単語カードを探しに、汗だくで上海の街をうろついた。
私の中国語の先生Dさんに、どこに売っているかと聞いたところ、我がアパートからそれほど遠くない彼女の卒業したD大学の前に売っていると教えてくれたからだ。

我がアパートから30分くらい歩くと、D大学の前に出る。しかしそこの店が何故か閉まっており、探しまわった他の店にも単語カードはなかった。

うろうろしている内に、上海を南北に走る高架線“三号線”の延安西路駅の前に出た。そこから1駅で地下鉄二号線に乗り換えて中心部へ簡単に行ける。
ところが、今まで初乗り運賃が2元(約27円)だったのが、3元(40円強)に値上げになっていて、乗り換えて往復12元も払うことになり、びっくりした。円に換算するとたいへん安いけれど上海の感覚ではすごい値上げだ。

この値上げは、通勤ラッシュの緩和が目的と言われているが、1元コインが使えるようにするには、こういう値上げになるのだろう。

結局、単語カードは上海の中心部、南京西路沿いの“無印良品”で買った。一般の文房具店にあれば1元か2元で手に入るとD先生から聞いていたが、同じ中国製なのに1個7元もした。

帰りは猛暑の中、延安西路駅からまた30分も歩く気にならず、空調のない1元のバスに乗った。
空調のあるバスは2元だというのも面白い。