越後屋の恵美ちゃん2005年10月21日 01:03

昨日も、越後屋の恵美ちゃんが弁当を運んできて、事務所へ集金に来た。
恵美ちゃんの日本語はたどたどしく聞こえてほほえましいが、ちゃんとした日本語だ。

恵美:「こんにちはー、Tさん。今日もありがとうございます。」
T(愉快な日本人部長):「やぁ、やぁ、ご苦労さん、ご苦労さん。」
恵美:「今日は全部で75元です。」
T:「100元でお釣りはある?」
恵美:「ありますよ。ちゃんと持ってきましたよ。発票もあります。」
T:「そうか、そうか、感心、感心。」
恵美:「発票は昨日5元足りなかったので、今日は5元多く持ってきました。」
T:「エッ? 大進歩だねぇ。すごい、すごい。」

越後屋も他店と同じく発票は出したがらなかったが、ついに、きちんとくれるようになったのだ。
(発票=領収証=外食店が事前購入する方式で、税金の前払い証明証のようなもの⇒出さなければ節税になる)

T:「ところで、越後屋は、なんで越後屋って言うの?」
恵美:「新潟の越後からとりました。」
T:「新潟が越後って知っているんだ。えらい。」
恵美:「福井が越前でしょ?」
T:「エッ? 良く知ってるねェ。」
恵美:「そうですよ、勉強しましたよ。」

今日は、本来セルフサービスのみそ汁を恵美ちゃんが入れてくれた。大サービス?だ。

帰り際ににっこりと、
恵美:「どうもありがとうございました。お店のほうもよろしくね。」
これは彼女が来るたびに必ず言う言葉。
お店に来てくれないと、弁当だけじゃ儲からないのだ。
毎日言われると、『たまには行かなくちゃ』と思うようになる。

この熱心さと営業の基本動作。 我が社の営業にも見習って欲しいなぁ。