古い街、烏鎮 ― 2005年12月16日 00:13

杭州は2日目の昼食までとし、車で杭州と上海の中間点にある烏鎭を訪ねた。
烏鎭は明代を偲ばせる古い民家の間を運河が流れる水郷である。
蘇州に近い周荘、上海の朱家角など水郷の街も多いけれど、烏鎭が一番風情があるという職場の仲間の意見もあり、是非行きたいところであった(周荘、朱家角は時間がなく行けなかった)。
ここは古いだけあって、決して綺麗ではないが、生活の匂いもあるし、趣もあって、魅力のある観光地だ。
薬膳料理の店のあった杭州の大井巷といい、この烏鎭といい、上海では味わえない中国のイメージにマッチした観光地だと思う。
なお、烏鎭も観光客を呼び込む努力を始めたのは比較的最近だと聞く。
私はここの運河沿いの店で、地元工芸家の墨絵と刺繍の小さな額を買った。
今回、蘇州、杭州、烏鎮と、上海近辺の代表的な観光スポットを訪れた。
娘も満足してくれたかな、と思う。
次の機会があれば、杭州はもっとゆっくり滞在するのが良さそうな気がする。
私もまだ、美しいと言われる夕刻の西湖、明け方の西湖を見ていない。
最近のコメント