お釣りはないよ2006年03月14日 01:52

先週土曜日、C社のWさんと火鍋(中国風寄せ鍋)の店へ行った。

店で落ち合うことにしたのだが、雨だったし、Wさんから聞いた店の場所が不案内だったこともあり、私のアパートのすぐ近くからタクシーを拾って店まで行った。

交差点と店の名前を言うと、このタクシーの運ちゃんは迷いもせず店の脇に車を付けてくれた。
南京西路から江寧路を北上し、繁華街をはずれるところにその店はあった。

料金は28元。
8元の小銭がないから、30元出すと、
運転手:「謝謝(にっこり)」
私:「?? お釣りくれよ(日本語)。」
運:「没有(メイヨー=無い)、アハハ・・。」
私:(この野郎 (-_-#) !)
腹が立つが、どうしようもない。
2元のチップをあげた状態になってしまった。

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雨の中、車を降りて店に駆け込もうとして、危うく電柱の支えのワイヤロープに頭をぶつけそうになった。

歩道のど真ん中にこのワイヤーロープを固定してある。
それなのに、黄色などの目立つペンキを塗ってあるわけでもなく、“危険”の目印もない。
薄暗い夜にはつい見落としてしまう。雨の日はなおさらである。

いつも思うのだが、この国は公共の標識や安全対策に配慮がない。

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ぷりぷりしながら店に入ったが、有名なチェーン店だけあって、人であふれていた。

Wさんがよくこんな店を知っていたな、と思う。客は中国人ばかり。
Wさんが早めに来てくれていたため、待ち時間なく火鍋にありついた。

鍋を半分に区切り、激辛とチョイ辛に別れている。
どちらも美味しい。
羊肉、野菜、キノコ、魚、海藻と、たらふく食べて、ビールも飲んで、2人で180元(約2,700円)であった。

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アパートの部屋に帰って気がついた。

着ていたものに、火鍋独特の匂いが強烈に染みついていたのだ。

翌朝慌てて洗濯した。

中国人っぽい?2006年03月14日 23:03

日曜日にバスで買い物に出かけた。

私の場合、近所で調達できないものの買い物は南京西路の静安寺が中心である。
そこからさらに遠くへ行く場合も、地下鉄に乗るには静安寺が便利だ。

私のアパートから静安寺行きのバス停まで歩いて10分ほどの距離である。
引っ越してから少し便利になった。

まもなくバス停というところで、バス停から歩いてきたお嬢さんが私に中国語で話しかけてきた。

「何とかという場所がわからないから教えて下さい」ということのようだったが、ちゃんと理解できない私。

「知らない」「わからない」くらいは一応中国語を習っている私としては言えるんだけれど、それを言うとまた次の中国語の質問が来そうで、恐れおののく私は手を横に振った。

このお嬢さんは私の反応にきわめて不満だったらしく、一緒に歩いていた母親らしき女性に何かブツクサ言った。


私に中国語で道を尋ねると言うことは、ひょっとして私を中国人と思ったのかな?。

そう言えば、先週も誰かに中国語で道を尋ねられた。

最近、私は中国人っぽくなってきたのかな?


「どうして中国語を勉強してるんですか?」
ときかれ、
「中国人になるんだ。」
などと冗談を飛ばしたこともあったが、こんな事態に直面すると、少々複雑。

この頃の自炊生活2006年03月15日 23:01

週末に料理を作って、平日は“チーン”して食べるだけ。
そんなパターンが定着しつつある。

今日時点は、冷凍庫の中には「麻婆豆腐」「麻婆茄子」「筑前煮」「チンゲン菜と厚揚げの炒めもの」などが1~2食ずつ入っている。
そのほかに必ず何食分かを冷凍しておくのは、「キュウリの塩もみ」。
ご飯も3~4食分入っているはずだ。

夕食は、まず「キュウリの塩もみ」を解凍することから始まる。
これにわかめとじゃこを加えて、合わせ酢の酢の物に。
(NHK「ためしてガッテン」流の合わせ酢はとても美味しい。)
これがほぼ定番。

それに、ピーマン焼きか、茹で枝豆(茶豆)を追加。

最近、北海道産「冷凍子持ちししゃも」を焼くと美味しいことを発見。
これも、定番メニューに仲間入りしつつある。

これだけ用意して、焼酎のお湯割りに愛媛のすだち酢をたらして飲む。

焼酎のお湯割りが2杯目になると、冷凍庫の料理のどれかを取り出し、“チーン”。
ご飯も“チーン”。
これに、「昆布の佃煮」などをのせて美味しくいただく。
「昆布の佃煮」は、昨年秋に日本へ派遣された中国人S部長が買ってきてくれたものだ。


朝は、毎週作る具沢山の「野菜とキノコのスープ」を温め、レーズン食パンと野菜ジュース、牛乳。
ほとんどがこのパターン。


先日飲み屋で、時々行く「家庭料理の店K」のママにばったり会ったら、
「どうしてこの頃うちに来ないの?」
と言われたが、私は家でのこのパターンの方が気に入っている。


けれど、そろそろもう少し別のパターンも考えなきゃ。