麗江・シャングリラの旅(13)碧塔海 ― 2006年06月03日 18:39

翌朝、昨夜の点滴のお陰で、妻はすっかり元気を取り戻していた。
だが、標高約3300mのシャングリラから、駐車場の標高が3600mくらいの碧塔海(湖)や、長い石段を登る松賛林寺は、携帯酸素の助けを借りないと、元気な私でもすぐに息が切れる。
碧塔海は、(大勢の観光客さえいなければ)静寂の原生林の中にひろがる澄みきった湖という風情。
目の前の湿原には、ヤクや馬の群が草を食む。
6月頃なら、しゃくなげなどの花が一面に咲いて美しいとのこと。
そんな頃にも来てみたい誘惑に駆られる。
しかし、真っ青な空をバックに樹々の緑が映えるここの景色は、いかにも「シャングリラ」の風景という印象だった。
この空の青さは、上海にはない。
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