麗江・シャングリラの旅(14)松賛林寺 ― 2006年06月10日 08:30

4日目の午後は、松賛林寺へ。
ここは、雲南省最大のチベット仏教寺院で、シャングリラの象徴とも言われる。
駐車場から寺院の本堂に向かう100段以上はあると思われる階段はきつい。
携帯酸素の助けを借りて登る。
中はやはり厳かな雰囲気だが、いたるところけっこう雑然とした感じで、日本や西欧の寺院とは趣が違う。
厨房は女人禁制という。
シャングリラの街を望見できる高台で、偶然日本からの旅人に会った。
若い女性で、一人旅だという。
中国語はほとんどできず、英語だけでなんとか凌いでいるそうだ。
とはいえ、シャングリラなんかで英語が通じるわけはなく、行く先々で英語圏からの旅行者の友達を作って、彼らと行動を共にしていると話す。
泊まる宿も、宿賃は人民元で一桁だと言う。
もちろん、相部屋で、トイレもシャワーも共同である。
「すごいなぁ」
と、思わずこの女性を見つめてしまった。
特に、我々がこの旅行中に使った、あるいは敬遠した田舎の公共トイレのことを考えると、共同トイレもちょっと・・・。
彼女は元気で無事に日本に帰っているだろうか。
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