がんばった黄龍観光2006年09月18日 23:38

雪の峠と迎賓彩池

約10日前の9月9日から、妻と黄龍・九寨溝のツアーに参加した。

5月の麗江・シャングリラのツアーは中国の旅行社S社のツアーだったが、今回は日系のN社。
日系だから特別高いわけではない。と言うより旅行費用はさほど変わらない。

むしろ、トイレの案内など、日本人の習慣に合わせたガイドに好感が持てる。


上海から西安経由で到着した九寨・黄龍空港がすでに標高3,500mとかなりの高地。
シャングリラ空港に次いで、標高では中国第2位の空港だそうだ。

最初に宿泊した川主寺から、翌朝バスで黄龍に向かったが、途中で越える標高4,200mの峠は雪模様だった。
酸素不足で頭がボーっとしてしまう。

黄龍は、入り口(標高約3,100m)から五彩池(3,500m)まで、片道4km近くの道のりを登って下る。
携帯酸素ボンベの助けを借りながら、3時間以上かけて登った。

高地での登り・下り合計4時間半のウォーキングは、妻にとっては初めての過酷な経験となった。

途中、途切れない人々々。人の多さにまず驚く。
我々が持っている酸素ボンベを珍しそうにのぞき込んでいく中国人の若者たち。
彼らは元気だ。
その中に80歳近いのではないかと思われるお年寄りがゆっくり登っていることも驚きだった。

そして、広大で美しい自然。

高山病を恐れていた妻を説得して来た甲斐があった。