D先生の誕生日祝い2006年09月25日 21:02

私の中国語の家庭教師D先生は、6月の父の日(日本式)と7月の私の誕生日を覚えていて、ささやかながらプレゼントをくれた。
だから、今週のD先生の誕生日に先立ち、中国語の勉強をした土曜日にお寿司をご馳走することにした。

D先生がお寿司を好きなのは前から知っていた。
でも、ときどきお昼をともにするときのお寿司は回転寿司である。
それでも、彼女は美味しそうにお寿司をパクついてくれる。

今回はD先生の誕生日祝いだから、特別に奮発して、日本式のお寿司屋へ行った。

今月は妻と九寨溝・黄龍のツアーに行ったせいで私の手持ちの資金は残りわずか。
そのほとんどをお寿司に費やすことになった。

D先生は、食欲旺盛。
食べる量も半端じゃない。

中国の女性たちは、カッコつけて少食を装うことはしない。
本当によく食べる。
それでもぶくぶく太る女性が少ないのはなぜだろう、といつも思う。

その席で、私が上海に滞在するのは今年いっぱいであることを初めて告げた。
だから、日本へ帰るまでに、もっと頑張って中国語の勉強をしたい、と。

D先生は一瞬絶句して私の眼を見つめた。

「そのあとはもう上海には来ないんですか?」
しばらくしてそう訊いた。

そして、今は恋人もいないけど、彼女が結婚するときには上海に来て欲しい、と。

さらに、彼女が好きになる人は、絶対にいるんだ、と微笑んだ。