A嬢のバイオリン ― 2006年11月07日 01:16
4日の土曜日にごめりさんとその彼が私の部屋を訪ねてくれた。
私の手料理を振る舞う約束であった。
数日前にこのことを飲みながら話していたら、店のA嬢が言った。
「お客さんが2人連れだったら、一人で相手するのは可哀想。私も行く。」
午前中は中国語の勉強があるから、午後、大車輪で準備。
考えていた料理のすべては準備できなかったが、ごめりさんたちカップルはほぼ時間通りに到着。
そして、10分ほど遅れてA嬢が到着。
彼女はバイオリン持参である。
A嬢は上海娘らしく滅法負けん気が強い。
そして、バイオリンを習っていることがどうやら自慢のようだ。
それを聴かせたいという彼女の子供みたいな気持ちを面白いと思う。
早速演奏してもらった。
お世辞にも上手いとは言えない(…でもあとでお世辞を言った)が、最近習っているという「ジングルベル」に3人で拍手。
3人の若い人たちの会話も弾んだ。
上海の大学で勉強しているごめりさんたちカップルであるが、中国人とこんな形で親しく話すことはあまりないようだ。
せっかく上海にいるのだから、中国人を知ることも大切だし、そのきっかけになればとも思う。
今回は、「キュウリの酢の物」、「オイルサーディンの大葉・大根巻き」、「肉じゃが」、「八宝菜」というメニューだったが、ほぼ平らげてくれ、私としては大満足。
なかでも、「オイルサーディンの大葉・大根巻き」がやはり一番人気であった。
でも、簡単にできて美味しい「アサリのワイン蒸し」を作り忘れていたのが残念。
私の手料理を振る舞う約束であった。
数日前にこのことを飲みながら話していたら、店のA嬢が言った。
「お客さんが2人連れだったら、一人で相手するのは可哀想。私も行く。」
午前中は中国語の勉強があるから、午後、大車輪で準備。
考えていた料理のすべては準備できなかったが、ごめりさんたちカップルはほぼ時間通りに到着。
そして、10分ほど遅れてA嬢が到着。
彼女はバイオリン持参である。
A嬢は上海娘らしく滅法負けん気が強い。
そして、バイオリンを習っていることがどうやら自慢のようだ。
それを聴かせたいという彼女の子供みたいな気持ちを面白いと思う。
早速演奏してもらった。
お世辞にも上手いとは言えない(…でもあとでお世辞を言った)が、最近習っているという「ジングルベル」に3人で拍手。
3人の若い人たちの会話も弾んだ。
上海の大学で勉強しているごめりさんたちカップルであるが、中国人とこんな形で親しく話すことはあまりないようだ。
せっかく上海にいるのだから、中国人を知ることも大切だし、そのきっかけになればとも思う。
今回は、「キュウリの酢の物」、「オイルサーディンの大葉・大根巻き」、「肉じゃが」、「八宝菜」というメニューだったが、ほぼ平らげてくれ、私としては大満足。
なかでも、「オイルサーディンの大葉・大根巻き」がやはり一番人気であった。
でも、簡単にできて美味しい「アサリのワイン蒸し」を作り忘れていたのが残念。
席を譲られたのは5回目 ― 2006年11月07日 22:21
いろんな理由で最近はとみに運動不足。
そのせいか、寝付きが悪い。
そこで、先日アパートから徐家匯(電器店が集中することで有名な繁華街)まで歩いた。
運動のつもりで大股で歩いたが、所々で寄り道をしたから、ちょうど1時間かかった。
心地よい汗をかいた。
そこから地下鉄でその先の繁華街、淮海中路へ。
この通り沿いにあった“偽物市場”は取り壊されたのに、未だに偽物の店へ勧誘する若者達がうるさくつきまとう。
どこにそんな店が残っているんだろう?
淮海中路の大型店などを覗きながらぶらぶらしている内に夕刻になったから、帰りはバスにした。
この2階建てのバスも、夕方だからかなり混んでいた。
特に1階では混んで窮屈だったから、2階に上って立っていた。
たまにはバスの2階から見る町並みも悪くない、と思っていたら、1mくらい離れて立っていたお嬢さんが私の袖を引っ張った。
むこうの席に座りなさいと言う。
あなたが座りなさい、というジェスチャーをしたが、彼女の指し示す席から立ち上がったサラリーマン風の若者も私に手招きした。
お礼を言って座らせてもらったが、上海で席を譲られたのは地下鉄とバスを合わせ、2年足らずの間で5回目になる。
「そんなに年寄りに見えるかなぁ」
という思いもあるが、
「日本では考えられないことだ。」
と、親切な中国人達に感心したり、私の胸中は複雑である。
よく歩いた効果と、ちょっといい気分で、その夜は寝付きもよく、ぐっすり眠れた。
そのせいか、寝付きが悪い。
そこで、先日アパートから徐家匯(電器店が集中することで有名な繁華街)まで歩いた。
運動のつもりで大股で歩いたが、所々で寄り道をしたから、ちょうど1時間かかった。
心地よい汗をかいた。
そこから地下鉄でその先の繁華街、淮海中路へ。
この通り沿いにあった“偽物市場”は取り壊されたのに、未だに偽物の店へ勧誘する若者達がうるさくつきまとう。
どこにそんな店が残っているんだろう?
淮海中路の大型店などを覗きながらぶらぶらしている内に夕刻になったから、帰りはバスにした。
この2階建てのバスも、夕方だからかなり混んでいた。
特に1階では混んで窮屈だったから、2階に上って立っていた。
たまにはバスの2階から見る町並みも悪くない、と思っていたら、1mくらい離れて立っていたお嬢さんが私の袖を引っ張った。
むこうの席に座りなさいと言う。
あなたが座りなさい、というジェスチャーをしたが、彼女の指し示す席から立ち上がったサラリーマン風の若者も私に手招きした。
お礼を言って座らせてもらったが、上海で席を譲られたのは地下鉄とバスを合わせ、2年足らずの間で5回目になる。
「そんなに年寄りに見えるかなぁ」
という思いもあるが、
「日本では考えられないことだ。」
と、親切な中国人達に感心したり、私の胸中は複雑である。
よく歩いた効果と、ちょっといい気分で、その夜は寝付きもよく、ぐっすり眠れた。
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