中国語に悩む2005年09月28日 01:19

中国語は、若い先生に教えてもらっているから、楽しいと言えば楽しいのだが、最近ますますその難しさがわかってきた。
どういう風に難しいか、日本語の文章で説明するのはなかなか骨が折れる。

例えば、同じ「マイ」という単語でも、語尾が上がる(実際は下がって上がる)と「買う」になり、語尾が下がると「売る」になる。

中国語を勉強し始める以前のことだが、阿姨さん(お手伝いさん)に、
「我買東西」(ウォマイドンシー=「私は買い物をする」のつもり)
と言ったら、阿姨さんが笑った。
その笑いの意味が今もわかっていないが、ひょっとして
「我売東西」(私は品物を売ってくる)
になっていたのかなぁと、最近考えている。
「東西」(ドンシー)も抑揚の付け方によっては「品物」になったり、「東西」になったりする。
「私は東西を売る」などと、支離滅裂の言葉を発したかも知れない。

抑揚と発音を組み合わせたものとして頭にたたき込むのは、意外に大変。

また先日は、私の「上(shang)」と「善(shan)」の発音が正しくないと、先生から何度も言い直しさせられた。これは、最後に"g"があるかないかの違いだ。
先生の発音を何回聞いても「上(shang)」も「善(shan)」も同じ音に聞こえる。先生の口をじっと見ていると、わずかに口の形は違うようだ。
何度か言い直しをしている内に、
「そうです!」
と、私より先生の方が嬉しそう。
「同じ発音をもう一度」と言われても、自信が無いなぁ。それがわかっているのか「もう一度」と言わない先生がいい。

そんなことより前に、恥ずかしいけれど、私は中国人の「ta」と「da」、「pa」と「ba」の違いをいまだに聞き分けられないでいる。

そんな状態なのに、先生は日本語が苦手のせいもあって、最近はどんどん中国語で話しかけてくる。
私の方は、まだ何回も聞き直してようやく理解するレベルである。

まだまだ、前途多難のようである。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://bunchan.asablo.jp/blog/2005/09/28/90585/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。