麗江・シャングリラの旅(1)麗江2006年05月09日 08:52

玉龍雪山 ①麗江空港付近から ②麗江市街から ③黒龍潭公園から

ゴールデンウィーク(中国では労働節)を利用して上海を訪れた妻と、「麗江・シャングリラの旅(5日間)」に出掛けた。

麗江は、1996年に発生したマグニチュード7の地震と、その後の各国の援助を受けた急速な復興によってあらためて脚光を浴びた、雲南省北部の標高約2400mにある街で、麗江古城は1997年に世界文化遺産に指定されている。

今回の旅は、上海の地元旅行社のツアーに申し込んだのであるが、ツアーの参加者は、我々とMさんというもう一組の夫婦の計4人であった。

上海の虹橋空港から、雲南省の省都昆明経由で麗江に降り立ったあと、麗江の空港から市内に向かう車の中から見た玉龍雪山の姿が美しく雄大で、とても印象的であった。

高倉健主演の「単騎、千里を走る」の中で見る玉龍雪山より、実際にこの目で見た玉龍雪山の方がはるかに雄々しく感じられた。

麗江市内でも、大通りの正面に美しい玉龍雪山が見え、観光客に感動を与えてくれる。

麗江・シャングリラの旅(2)麗江古城2006年05月10日 20:34

納西(ナシ)族の輪踊り

麗江到着の日、まずは麗江古城を訪れた。

800年の歴史を持つ古い町並みに、少数民族の衣装をまとった人たちが多い。
麗江は納西(ナシ)族が圧倒的に多いらしいが、それでも、少数民族の数は多く、それぞれの民族衣装は華やかな彩りで楽しい。

この日は5月1日のメーデーだから、地元の人たちも数多く古城に集っていて、中心になる四方街では、のど自慢のような催し物もあった。

最も楽しそうだったのが、古城入り口の広場でお年寄りたちが輪になって踊っていた納西族の踊り。
足の運びが主体のフォークダンスだ。
輪の外側にいた若い女性たちも、早くステップを覚えて中に加わりたそう。

観光客の飛び入りも大歓迎のようだった。

とにかく、麗江の人たちは歌と踊りが大好きのようで、この人たちとはすぐに仲良くなれそうな気がした。

麗江・シャングリラの旅(3)玉泉公園2006年05月11日 20:40

納西古楽宮と龍神

2日目に訪れた黒龍潭公園(玉泉公園)。 この中に、「龍王」を祀る龍神祠(玉水竜宮)があり、その正面では龍王に奉納する納西族の古い音楽にあわせ、踊りが披露されていた。

東巴(トンパ)文化を象徴する象形文字とともに、納西族には古い芸能も数多く伝えられているのだ。

納西族の人々の心の豊かさが伝わってくるようだ。